【仕事】新築物件
新築住宅をお考えの方へ ~給湯編~
【仕事】新築物件 2016年5月16日
こんばんわ。店長のサカイカツオです。
『新築住宅をお考えの方へ』シリーズの最終編である、『~給湯編~』を書きます。
シュミレーション形式のブログになりますので、固い内容になります(^_^;)
今回はエコキュートと、ハイブリッド給湯器の比較です。
エコキュートとは、オール電化住宅のお湯を沸かす貯湯型の給湯器です。
前日の安い深夜電力でお湯を沸かして魔法瓶のような貯湯タンクにお湯を貯めておいて、
翌日の夕方や夜に使うお湯を賄ってしまおうという装置になります。
新築時の導入価格はおよそ、60万~80万円程度と思われます。
ハイブリッド給湯器とは、電気で沸かしたお湯を貯湯し、足りない分はガス給湯で補う、
ガスと電気の良いとこ取りをした給湯器です。新築時の導入価格は50万円前後です。
双方とも優れた省エネ給湯器です。
双方の光熱費の算出に当たって、エコキュートは四国電力さんのオール電化住宅用の
料金プラン、『スマートeプラン【タイプL+】』を適用しています。
ハイブリッド給湯器には、弊社のガス料金プラン『エコプラン』と四国電力さんの
『従来電灯A』を適用しています。
双方の光熱費のシュミレーションを行うに当たって、実際のご家族の電気使用量のデータを
参考にしております。
こちらは高松市にお住いのリンナイさんの社員さん宅の電気使用量です。
スマートメーターを設置しているので、時間帯ごとの詳しい電気使用量が見れます。
ご主人は、日中は外で仕事をしていて、奥様は家で子育てをしている家庭です。
うちと同じだ(*^^)v
こちらが、シュミレーション条件です。いろいろとややこしい事を書いていますが、
要するに根拠があって信用できるデータだという事です。
そして肝心のシュミレーション結果がコチラです。
緑に塗られた小計の欄を見て下さい。年間の光熱費に関してはエコキュートの方が
若干安いですが、ほぼ変わらない結果になりました。
導入コストはエコキュートの方が高いので、エコキュートとハイブリッド給湯器の
導入コスト及び光熱費をトータルで比べると、ほぼ同じくらいだと思います。
同じなら、オール電化じゃなくてLPガスでも良くないですか??(^o^)
LPガスは、まだまだ十分に魅力があるエネルギーだと、私は自負しております。
しかし、今までの弊社を含め、情報発信をする事が苦手なガス屋さんが多いので、一般の
消費者さんへ上手く伝わってないんです。
~まとめ~
徳島県で新築住宅をお考えの皆様へ。
今までガスと電気を併用して生活してきた方が、家の新築を機にオール電化にするケースが
かなり多いです。それは、オール電化を勧める工務店さんが多いという事ですね。
しかし、新築=オール電化じゃなくても良いと思いますよ。
決して、生活を一変するようなモノでもないですし(^_^;)
もっといろんな選択肢があると思います。
調理や給湯や暖房はガスで。それ以外の事は電気で。双方の得意分野で、エネルギーは
使い分けることが大切だと思います。
最後になりましたが、資料提供をして下さったリンナイ様、
ありがとうございましたm(_ _)m