プライベート
立ち合い出産
プライベート 2015年7月21日
こんばんわ。店長の酒井です。
ブログを書いてから寝ようと思っていましたが、寝落ちしてしまい、現在夜中の2時前。
気を取り直して、
2015年7月18日土曜日、午後4時36分、無事に次男が誕生しました!!
この連休中バタバタでしたが、立ち会い出産という貴重な体験の様子を書こうと思います。
私の妻は無痛分娩という出産方法を選びました。長男を産んだ時も無痛分娩でした。
出産予定日が近づくと、3日おきに産婦人科で受診し、子宮口の開きを診て出産日を決める
段取りでした。
妻が7月18日に受診しに行った時、まさか今日産まれるとは思ってもなかったので、
私は普段通り仕事をしていました。
午前10時半頃に妻から電話があり、『やばい、今日産むかも』と言われました。
めちゃくちゃ焦りましたが、ガス配管の仕事をしに行く途中でしたので、この仕事を
終わらせて産婦人科にダッシュで行こうと、自分を落ち着かせていました。
いや~焦った。焦った。
普段ならどうってことない配管作業でしたが、焦っていたので、ガス管の寸法を
計算するのも必死でした。
ガスボンベを持ってきてもらった、卸会社の社員さんに手伝ってもらい、
だいたいの仕事が終わったところで片づけを任せて、産婦人科にダッシュで向かいました。
運転中も気が気ではありませんでしたが、産婦人科に着いて分娩室に入ると、妻はまだ
平気な様子でした。安心しましたが、陣痛促進剤を打っていたので、痛そうでした。
陣痛の波が2~3分おきに来るのですが、痛さのレベルが数値で機械の画面に映ります。
最大100まで上がったり、下がったりを繰り返します。
無痛分娩なので、背中に麻酔を打つのですが、その時は分娩室の外で待機していました。
落ち着きませんね~。20分くらい待って、分娩室に入りました。まだ麻酔が効かず痛そうな様子。
ここでお義母さんが病院に到着。長男の出産のときも、私とお義母さんが立ち合いました。
何度か子宮口を測って、麻酔を足しましたが、5センチからなかなか開きません。
先生が背中の麻酔の位置を少し変えると、やっと麻酔が効いてきて、妻の表情も楽になってきました。
たしかこの時点で午後3時半くらい。分娩室に入って4時間くらいです。
私は昼食を食べてなかったので、お義母さんにバトンタッチして、外に出ました。
駅前なので飲食店がいっぱいあります。『セルフうどんのやま』でサクっと昼食を終わらせようと
思ってましたが、まだ産まれそうじゃなかったので、『はなや食堂』に行きました。
店にあったスラムダンクを読みながら、ハンバーグが焼けるのを待っていました。
スラムダンクはいつ読んでも最高です。
私は飲食店でスラムダンクを見つけると、最後の山王戦の感動のシーンが見たいので、
29巻~31巻を読む癖があります。沢北のへなちょこシュートが出てきたところで、ハンバーグの登場。
カニクリームコロッケもつけました。
たしか長男が産まれる時も、途中で『はなや食堂』に来たな~と、思い出しながら
食べていました。
私は好きなものを最後まで残しておくタイプなので、ナポリタンを大事に残していました。
そして、さぁ~今からナポリタンを食べようかという時に、お義母さんから電話。
『かつおさん何しよん?もう産まれそうよ!!』
私はお釣りももらわずに、店から全力疾走で産婦人科に戻りました。
満腹で全力疾走したので、分娩室に戻った時には、気分が悪かったのを覚えています。
妻を見るとすでに臨戦態勢。麻酔が効き始めてから、すぐに子宮口が10センチまで開いた
みたいです。8秒間いきんでは休むを繰り返していました。
私とお義母さんは、妻から2メートルくらい離れた場所で座っていました。
もうすぐ産まれそうになったので、婦長さんから先生にバトンタッチ。
先生に『お父さん、もう産まれるけん、携帯見て産まれた時間言うてよ』と言われました。
たしか長男の時もそうだったな~。
妊娠が分かった時はめちゃくちゃ嬉しくて、長男を育てながら大きなお腹で家事をする
妻を見て、『自分も仕事頑張らな!!』って本気で思ったし、
ちゃんと健康に産まれてくるかと考えたら不安もあったし、、、
いろんな事が走馬灯のように駆け巡っていました。
産まれる直前も、子どもの泣き声が聞こえるまで不安でした。
2015年7月18日、午後4時36分、無事に次男が産まれました。
次男の泣き声が聞こえた瞬間、私も号泣してしまい、産まれた時間を言えませんでした。
そしてお義母さんが代わりに言ってくれました(^_^;)
妻も泣いていました。そのあとお義母さんも泣きました。
長男が産まれた時も同じ光景でした。
命がけで出産してくれた妻には、頭が上がりません。本当にありがとう。お疲れ様でした。
神様ありがとうございました。支えてくれた皆さん、家族にも感謝です。
その日から、長男と男二人暮らしが始まっております。
長男は今、いろいろと複雑な心境だろうから、なるべく優しく接したいと思っています。
まだ全然実感が沸きませんが、2児の親になりました。子ども達に何が残せるかな。
最近、気付いたことがあります。
『家族のために仕事を頑張る』のではなく『家族のおかげで仕事が頑張れる』と。
お客様の為に、仕事を頑張れるのも家族のおかげです。
長いブログを読んで頂いて、ありがとうございましたm(_ _)m