【仕事】灯油
減圧式灯油ボイラー
【仕事】灯油 2018年9月19日
こんにちわ。店長のサカイカツオです。
昨日は南沖洲に住む友人宅の灯油ボイラーの取り替え工事を致しました。
1998年製の朝日ソーラーの灯油ボイラーを使用していましたが、灯油ボイラーと接続
している太陽熱温水器から水漏れが発生している状況でした。
灯油ボイラー本体の調子も悪かったので、本体の取り替えと太陽熱温水器への水の供給元を
取り外す工事を致しました。
給水管の鉄管内部の錆がひどかったので、鉄管部分を全て撤去してステンレス製の部材へ
取り替え☆
本体を撤去して各配管の延長や加工をするだけで1時間半もかかりました(>_<)
古い機械なのでビックリするほど重かったのですが、なんとか気合で搬出しました。
今回は新しい送油管と古い灯油タンクの送油バルブの接続口が合わないという大ピンチが
起こりましたが、会社の倉庫に眠っていた中古の灯油タンクの送油バルブに付け替えて、
事なきを得ました。
もう少しで友人に『今夜はお風呂に入れません。ごめんなさい』と謝らないといけない
ところでした(^_^;)
これに反省し、本日、在庫用の送油バルブを発注致しましたm(_ _)m
送油バルブのトラブルのおかげで、昼過ぎには工事が終わると伝えてたのに、実際には
夕方の5時前までかかってしまいました。。。
なんとか無事に終わってホッとしましたが、下見の時にもっと細かい箇所まで見ないと
いけませんね。反省です(>_<)
メインリモコンの大きさが違っていたので、アクリル板を加工して化粧しました☆
ふろリモコンはタイルを割らないように、慎重にビス穴を開けて取り替えました☆
今回新しく設置したのは、CHOFU製の減圧式オートタイプの灯油ボイラーです。
減圧式とは、水圧を落として本体内部のタンクに水を貯めて、そのタンク内でお湯を沸かす
タイプの灯油ボイラーです。
今回、友人からガス給湯器への取り替えも相談されましたが、それは辞めた方が良いと
伝えました。
理由はガス給湯器の水圧が高いから。
今まで減圧式の灯油ボイラーの水圧でお湯が流れていた給湯管に、ガス給湯器の高い水圧の
お湯を流すと、給湯管が破損して水漏れを起こすケースが多々あるからです。
今回はそのリスクをきちんと説明して納得してもらえたので、同等の灯油ボイラーへの
交換となったわけです。
『灯油ボイラーからガス給湯器への燃転を進めてガスの消費量を増やすのだ!!』という
方針を掲げるガス屋さんが多いですが、私はそうは思いません。
お客様のお宅の状況に合った商品のご提案が私の仕事なので、今回のようにガス屋なのに
ガス給湯器を勧めないということもあります。
IHやエコキュートの販売施工が出来る体制も整えてますので、お客様が望めばオール電化
工事も承ります。
今までのガス屋の概念は捨てて、新しい自分なりのやり方を確立したいと思っています。
徳島市南沖洲のF様、この度はどうもありがとうございましたm(_ _)m