【仕事】情報発信
プロパンガスと都市ガスの比較
【仕事】情報発信 2016年6月7日
こんにちは。店長のサカイカツオです。
本日は、プロパンガスと都市ガスの違いについて書こうと思います。
プロパンガスは皆さんご存知だと思いますが、各家庭にガスボンベを設置して
ガスを供給しています。
特長
・空気より重い。
・熱量は都市ガスの2.23倍。
・自由料金なので、ガス会社が自由にガス料金を決定できる。
・各家庭に個別に供給しているので、災害時の復旧が早い。(3日~1週間程度)
都市ガスは、ガス管を道路に埋設して各家庭に供給しています。
特長
・空気より軽い
・熱量はプロパンガスの約半分。
・公共料金なので、自由に料金が決められない。国への届け出がいる。
・道路にガス管を埋設しているので、災害時の復旧に時間がかかる。(1~3ヶ月程度)
それぞれのガス料金を比べてみたいと思います。
一般的に都市ガスの方が安いイメージがあるかもしれませんが、四国の場合は
そうでもありません。
ガス料金を比べるにあたって、熱量が違うので単位を揃えなければいけません。
プロパンガスの方が、熱量が約2.23倍も高いので、
プロパンガス10㎥の場合、都市ガスは10㎥×2.23=22.3㎥となります。
プロパンガス20㎥の場合、都市ガスは20㎥×2.23=44.6㎥となります。
弊社のエコプランと、四国ガスのガス料金シュミレーション(一般料金)で比べてみると、
酒井燃料10㎥= 6,160円(税込) ⇔ 四国ガス22.3㎥=6,996円(税込)
酒井燃料20㎥=10,150円(税込) ⇔ 四国ガス44.6㎥=11,227円(税込)
弊社の方が安いですね\(^o^)/
都市ガス=安いというイメージは、徳島県では当てはまらない事が分かりました。
ここまでは一般戸建住宅の場合です。
アパートやマンションなどの集合住宅の場合は、プロパンガスの方がガス料金が高いです。
何故かと言うと、徳島県ではプロパンガス販売会社がガス給湯器やガス配管工事費を
無償でオーナー様に貸付する事が当たり前になっているからです。
信じられない話ですが、エアコンや浴室テレビも無償で貸付しているガス屋さんも
いるらしいです(^_^;)
貸付した設備の代金は、入居者様のガス料金から回収するので、どうしても割高になって
しまいます。
その点、都市ガスの集合住宅は、オーナー様が給湯器やガス配管設備を全て買い取って
いるので、回収する費用がないためガス料金が安いのです。
都市ガス会社は集合住宅に対して、無償貸付を一切していないみたいです。
あっ間違えました。(^_^;)
都市ガスは公共のエネルギーなので、無償貸付は絶対にしてはいけないのです。
電力会社が、『電化製品を無償でレンタルするから、電気をいっぱい使ってね』なんて
言わないでしょう。それと同じです。
以上が私なりの、プロパンガスと都市ガスの比較です。
自分の暮らしに合ったエネルギーを選んで、快適に暮らしましょう♫