【ガス器具】テーブルコンロ
IH → ガスコンロ
【ガス器具】テーブルコンロ 2015年6月29日
こんばんわ。店長の酒井です。
本日はIHクッキングヒーターをガスコンロに交換して参りました。
今月のニュースレターをご覧いただいたのがキッカケです。嬉しいです♫
ニュースレターに掲載したコンロよりも、性能が良いコンロが欲しいというご要望にお応えしまして、リンナイ製のパールクリスタルトップのコンロをご用意させて頂きました。
お客様がIHからガスコンロに交換したいと思った理由は、ずばり『料理がしにくい』でした。私もそう思います。熱の伝わり方が全然違いますからね。
しかもIHは使用電気容量の関係で3口+グリルの同時使用が出来ないんです。。。
同時使用が出来る機種でも、火力の制限があるんです。。。
掃除はしやすいけど料理がしにくいんです。。。
去年ビルトインタイプのIHをガスコンロに交換させて頂いた時に撮った写真がこちらです。
ガスコンロよりIHの方がお湯が沸くのが早いという話を信じている人がたまにいらっしゃいますが、それは錯覚です。これからその錯覚について説明させて頂きます。
ガスコンロの場合は炎があるので、コンロ側が発熱します。そして、コンロの上に乗る鍋やフライパンの底面から側面を炎が包み込むように加熱します。
ところがIHの場合は、これとは全く異なり、IH自体は全く発熱しません。
IHは、ガラスのトッププレートの上に乗る鍋やフライパンの底面のみを発熱させるという仕組みなのです。ガスコンロとは全く違いますね。
上の写真のように、IHの天板のすぐ下には銅線がドーナツ状に巻かれています。
この銅線に電気を流すと、銅線の上の部分、つまり鍋やフライパンの底面のドーナツ状部分が発熱し、この部分だけが急激に温度が高くなります。
底面のドーナツ状部分が発熱するのですから、お湯を沸かす時でも一見IHは早く沸騰するように見えますが、それはドーナツ状部分の上だけのことなのです。
鍋全体の水が、早く沸騰するということではありません。
これが錯覚を起こすカラクリです。
もう一点、IHには大きな問題があります。それは電磁波です。
IHは火が出ないから安全と言われてますが、電磁波が出ます。
特に気を付けて頂きたいのが、女性(妊婦さん)と小さなお子さんです。
何故かと言うと、IHの高さがちょうど妊婦さんのお腹と、お子さんの頭の高さにあるからです。日常で使う電化製品のほとんどから電磁波は出ているので、IHだけが悪いとは言いませんが、私の妻と息子には絶対に使わせたくないです。
ガスコンロもどんどん進化しています。安全で快適にお料理を楽しむなら、ガスコンロが一番ですよ♫